切手趣味週間シリーズ買取のコツと高額査定の秘訣を紹介

伊勢切手の画像
悩んでいる人
悩んでいる人
  • 切手趣味週間シリーズ切手は買取できる?
  • プレミアは付くの?
  • 切手趣味週間シリーズって何?
  • 無料で査定してくれる買取業者はある?

切手収集がかつて大ブームとなり、一部の切手が額面以上の価値を持っていた時代がありましたが、最近ではコレクターが減少し、一般の切手は高額買取されにくい状況が続いています。

しかし、「切手趣味週間シリーズ」は依然として高い人気を誇り、特定の種類は今でも高値で取引されています。

この記事では、切手趣味習慣シリーズの概要や代表的な切手、買取価格、高額査定の秘訣についてご紹介します。

あなたの切手も意外なプレミア価値があるかもしれません。

切手趣味週間シリーズとは?

切手趣味週間シリーズは、切手収集愛好家向けに1947年から毎年発行されている特別な切手シリーズです。

毎年、1週間または一定期間にわたり毎日1枚の特別な切手が発行され、各切手は異なるテーマやデザインを持ちます。

特に美人画などの人物をテーマにした作品が多く、植物や動物のモチーフも含まれています。

切手趣味週間シリーズは切手収集家に人気

切手趣味週間シリーズは切手コレクターにとって非常に人気があります。

このシリーズでは毎年、特定のテーマや記念イベントに基づいた切手が発行され、美しいデザインや希少性からコレクターの注目を集めています。

特に限定されたデザインや販売枚数の少ないシートなどは、高額で取引されることもあります。

そのため、多くの切手愛好家が新しいシリーズの発表を楽しみにしており、収集の対象として重視しています。

人気のある切手趣味週間シリーズを紹介

切手趣味週間シリーズは多岐にわたるバリエーションがあります。

初めて1947年に発行されたものから1960年までのシリーズを紹介します!

葛飾北斎・富嶽三十六景 山下白雨

「富嶽三十六景・山下白雨」は、切手趣味週間の第一回目の小型シート切手です。

1947年11月1日に発行され、300万枚が発行されました。

この作品は「黒富士」とも呼ばれ、黒雲と稲妻が富士山を覆う真夏の景観を描いています。

1円切手を5枚組み合わせた小型シートで、図柄は「新昭和切手・北斎富士」を使用しています。

インクの濃さにより「濃青」「淡青」に分けられ、それぞれ価値が異なります。

切手の保存状態が良く、特に「濃青」であることが高額買取のポイントです。

見返り美人

見返り美人切手の画像

菱川師宣の有名な浮世絵『見返り美人』が描かれた切手は、1948年11月29日に発行されました。

この切手は、特に名品とされ、150万枚発行されましたが、70年以上前のため希少です。

珍しい縦長の大判サイズで、「取引高税印紙」の目打ち型を流用しています。

発売当時は人気で即売り切れとなり、現在でもプレミア切手として高額で取引されています。

汚れやシミの少ない美品は高値で買い取られるため、綺麗に保存することが重要です。

月に雁

月に雁切手の画像

安藤広重の作品を描いた大判切手は、『見返り美人』と並ぶ有名なプレミア切手です。

躍動感ある絵柄が特徴で、同じ高額取引高税印紙の目打ち型を使用しており、発行部数は200万部と少なく価値があります。

切手収集ブームの時期には高値で取引され、現在もプレミア価格が付いています。

漫画『ドラえもん』にも登場し、コレクターに非常に人気です。

状態が良ければ高額で買い取られるため、保管方法を見直すことが重要です。

ビードロを吹く娘

ビードロを吹く女の画像
バイセルより引用

「ビードロを吹く娘切手」は1955年に切手趣味週間の第5回目で発行されたプレミア切手です。

喜多川歌麿の浮世絵「ビードロを吹く娘」が図柄となっており、当時の人気の町娘を爽やかに描いています。

木版画特有の表現方法が特徴で、背景にはキラ引きという技法が使われています。

この切手は美品であれば高額で取引され、シミやヤケがない状態で保管することが重要です。

市川蝦蔵

東洲斎写楽が描いた「市川蝦蔵」は、江戸時代中期に浮世絵界に登場し、わずか10ヶ月で約140点の斬新な作品を残した浮世絵師です。

その作品の一つに、歌舞伎演目『恋女房染分手綱』の竹村定之進役が描かれた「東洲斎写楽 市川蝦蔵」があります。

1956年の切手趣味週間で発行され、美品であれば高額の買取価格が付く人気の切手です。

まりつき

まりつきの切手の画像

鈴木春信の「まりつき」は江戸時代中期の美人画浮世絵で、切手趣味週間の7番目にあたる切手として1947年から毎年発行されています。

春信は錦絵の創始者として知られ、独特の可憐な人物像を描きました。

1957年に850万枚発行されたこの切手は収集価値が高く、額面の数倍から数十倍の価格で取引されることもあります。

保存状態が大きく価値を左右するため、専門家の見解を求めることが推奨されます。

雨中湯帰り

雨中湯帰り切手の画像

鳥居清長が描いた「雨中湯帰り」を元にした切手は、浮世絵師の作品を使用しています。

発行時は人気があり、切手ファンによって多くの購入がありましたが、追加の刷りが行われたため希少価値は高くありません。

しかし、状態の良い美品や10面シートの場合は査定額が高くなる傾向がありますので、買取を考えている場合は保管方法に気を配ることが重要です。

浮世源氏八景

浮世源氏八景切手の画像

鳥文斎栄之が描いた「浮世源氏八景」の一場面が1959年の切手趣味週間記念切手に採用されました。

彼の作品は清楚な美人画が特徴で、浮世源氏八景は上流階級の文化を反映した作品です。

切手に使用された「幻落雁」は和歌を愛でる二人の女性が描かれており、保存状態の良さが買取価格に影響します。

特にシートの場合は相場が高くなることがあり、日焼けやシミから切手を守るための保管が重要です。

伊勢

伊勢切手の画像

切手に使用された「佐竹本三十六歌仙絵巻」の一場面は、平安時代の歌人伊勢が詠んだ「難波潟 みじかき芦の ふしのまも」という歌を描いています。

この作品は歌仙絵の中でも最古の絵巻とされ、古代の女性らしい優雅さが表現されています。

切手の色味は原版に忠実で、保存状態によって買取価格が大きく変動するため、丁寧な保管が重要です。

切手趣味週間シリーズの買取相場や価値

切手趣味週間シリーズの切手は、発行枚数が少ないものほど高い価値があり、プレミアがつきやすい傾向がありますが、状態やデザイン、人気度によって需要と買取価格は変動することがあります。

ここでは、以下の切手のご紹介します。

  • 見返り美人
  • 月に雁
  • ビードロを吹く娘
  • 市川蝦蔵
  • まりつき

見返り美人

「見返り美人」は切手趣味週間シリーズの中で最も人気があり、高い知名度を誇る切手です。

その美しい浮世絵図柄が珍しく、特に発行当時から注目されていました。

このため、高値で取引されることが多く、特にシートの場合はさらに価値が上がることがあります。

切手の状態も買取価格に大きく影響するため、良好な状態のものほど高額で買い取られる傾向にあります。

月に雁

「月に雁」は「見返り美人」と同様に高い人気を誇る切手です。

この切手の価値が高い理由は、歌川広重が描いた鮮やかなブルーの浮世絵図柄が採用されており、国内外で人気を集めているためです。

バラでの買取価格は、額面の5円を超えることがあります。

ただし、切手の状態や買取業者の査定基準によって価格は異なるため、注意が必要です。

シートでの保管が可能であれば、さらに買取価格が高くなる可能性もあります。

ビードロを吹く娘

「ビードロを吹く娘」は単独での買取価格は高額になりにくいですが、10枚綴りのシートとして買取に出すと、通常よりも高い金額で買い取られることが多い傾向があります。

喜多川歌麿による人気の図柄であり、コレクターにも人気が高いため、額面よりもやや高い価格で取引されることが一般的です。

市川蝦蔵

「市川蝦蔵」は、状態の良いシートの場合、額面よりも少し高値で買取されることが期待できます。

しかし、発行枚数が多かったため市場には多く出回っており、プレミア切手としての高い価値を持つ可能性は低いです。

まりつき

「まりつき」は全体で850万枚発行されており、プレミア価値は期待できません。

切手収集ブーム時に多く発行され、多くのコレクターが所有しているためです。

ただし、一部のファンには人気があり、市場の動向次第ではシートの査定額に期待できる場合もあります。

切手趣味週間シリーズの買取価格アップのコツ

切手趣味週間シリーズの買取価格向上のポイントを4つ紹介します。

  • 切手を綺麗な状態で保つ
  • 買取価格を理解する
  • 複数の会社に見積もりを依頼する
  • 切手を買い取ってくれるお店に査定を依頼する

切手を綺麗な状態で保つ

切手の価値は、特に状態の良し悪しで大きく左右されます。

新品に近い状態の切手は高値で取引される傾向にありますが、折れや破れがあるとその価値は著しく下がります。

保管方法も重要で、シートブックやクリアファイルブックを使用することで切手を整理し、保護することが推奨されます。

シートブックでは1ページに数枚の切手を収納でき、直立ではなく横に置くことで曲がるリスクを減らせます。

バラの切手はファスナー付きの透明な袋にまとめ、湿気や光から遠ざけることが重要です。

これらの対策を取ることで、切手の価値を長期間保つことができます。

買取価格を理解する

査定前にはインターネットで買取相場を確認することが重要です。

相場を把握していないと、通常よりも低い査定額を提示される可能性があります。

買取相場を事前に調べておくことで、自分の切手の価値を正確に把握し、適切な取引を進めることができます。

複数の会社に見積もりを依頼する

切手買取業者は査定額の基準に違いがあり、その結果買取価格も業者によって数千円単位で変わることがあります。

切手趣味週間シリーズを査定に出す際には、複数の業者に査定を依頼することが重要です。

これにより、最良の取引条件を見極めることができ、自分の切手の適正な価値を確保することができます。

切手を買い取ってくれるお店に査定を依頼する

切手を買取に出す際は、専門の切手買取店に依頼するのが勧められます。

特に切手趣味週間シリーズは種類によって価値が大きく異なります。

一般的な業者に依頼すると、切手の正確な価値を判断できず、買取価格が実際より低く提示される可能性があります。

切手買取店では、切手に精通した査定士が在籍しており、切手の本来の価値を正確に評価してくれます。

切手の買取はバイセルがおすすめ

バイセルでは、切手趣味週間シリーズの買取を専門とする査定士が多数在籍しており、高値での取引実績も豊富です。

バイセルは無料電話相談・無料査定をしてくれるので、切手の知識がない人でも気軽に利用できます。

また、各種手数料も無料で、店舗買取、出張買取、宅配買取の3つの買取方法があります。

切手収集ブームが過ぎ去った今でも、プレミア切手は価値がありますので、気軽に相談してみましょう!

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました